東京ヴェルディと対戦! レアル・ソシエダ市場価値ランキング1~10位。久保建英のチームメイトの金額は?
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが29日、東京ヴェルディとの親善試合に臨む。多くのタレントが所属するチームで最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとにレアル・ソシエダ所属選手の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は5月27日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
10位:アルセン・ザハリャン(ロシア代表) 生年月日:2003年5月26日 市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 23/24リーグ戦成績:29試合1得点2アシスト レアル・ソシエダ所属選手の市場価値ランキングで10位にランクインしているのは、ロシア代表のMFアルセン・ザハリャンだ。1500万ユーロ(約21億円)の市場価値と評価されており、これは全ロシア人サッカー選手の中で3位の金額だ。 ディナモ・モスクワの育成組織出身のザハリャンは、2020年11月にトップチームデビューを果たしてからクラブの中心選手としてプレーし続けてきたロシア期待の若手選手である。2022年6月に市場価値が現在の金額に到達。2022/23シーズンは司令塔として攻撃のタクトを振るい、国内リーグ戦27試合出場4ゴール9アシストをマークしていた。 昨夏に元スペイン代表MFダビド・シルバが大怪我によって引退したことにより、ザハリャンは彼の後任としてソシエダに加入した。しかし今季はリーグ戦29試合に出場したものの14試合が途中出場であり、シーズンを通して絶対的な主力にはなりきれなかった。市場価値も2022年6月から上昇していない。 一方で、ザハリャンは随所に光るプレーを見せて自身のポテンシャルを示していた。シーズン終盤にかけて調子を上げており、欧州5大リーグ2年目となる来季での飛躍も十分あり得る選手だろう。
9位:アンデル・バレネチェア(スペイン) 生年月日:2001年12月27日 市場価値:2000万ユーロ(約28億円) 23/24リーグ戦成績:29試合4得点1アシスト レアル・ソシエダの未来を担う若手アタッカー、アンデル・バレネチェアが市場価値2000万ユーロ(約28億円)で9位にランクインしている。ソシエダの育成組織出身のバレネチェアは2018年に16歳でラ・リーガデビューを果たし、同リーグに出場した初めての21世紀生まれの選手として話題となった。 しかし逸材として注目を集めたバレネチェアであったが、度重なる怪我の影響もあり本領を発揮できないシーズンが続いた。2021年1月に1500万ユーロ(約21億円)まで上昇した市場価値も、2023年6月時点で600万ユーロ(約8億4000万円)になってしまっていた。 自身にとって我慢の期間が続いたが、とうとう今季にブレイクを果たす。負傷による離脱を経験しながらも左サイドで定位置を掴み、スピードに乗った切れ味鋭いドリブルで相手DFを脅かす存在となった。同じく2001年生まれの久保建英との両翼はソシエダの武器となっている。市場価値も急上昇し、昨年12月の更新で現在の金額を記録した。 クラブからの大きな期待を背負うバレネチェアは、今年1月に2030年6月までの長期契約を結んだ。バレネチェアは将来を嘱望されているタレントであり、ゆくゆくはスペインA代表でプレーする可能性も十分あるだろう。