東京ヴェルディと対戦! レアル・ソシエダ市場価値ランキング1~10位。久保建英のチームメイトの金額は?
8位:イゴール・スベルディア(スペイン) 生年月日:1997年3月30日 市場価値:2200万ユーロ(約30億8000万円) 23/24リーグ戦成績:30試合0得点2アシスト 8位にランクインしたのは、レアル・ソシエダでセンターバックとして不動の地位を築いているイゴール・スベルディアだ。2200万ユーロ(約30億8000万円)の市場価値と評価されている。 スベルディアはユース年代からレアル・ソシエダでプレーする生え抜きの選手で、セカンドチームの主力としてプレーしていた2015/16シーズンにトップチームデビューを果たした。当初は守備的MFとしてプレーしていたが、イマノル・アルグアシル監督のもとで徐々にセンターバック起用が増え、2020/21シーズンからはDFとして定着している。 スベルディアは元々がMFということもあり、優れた足元のスキルを特徴としている選手だ。巧みな配球で攻撃の起点となり、守備時も鋭い読みで適切なカバーリングを見せる。同じくクラブの下部組織出身であるスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンとの息の合ったプレーでチームの最終ラインを統率する存在だ。 ボールを保持するスタイルのソシエダではスベルディアの展開力は欠かせない。彼の市場価値は近年停滞していたが、今季になって再び上昇に転じている。レアル・ソシエダの躍進とともに、スベルディアの注目度も高まっていると言えるだろう。
7位:アレックス・レミロ(スペイン代表) 生年月日:1995年3月24日 市場価値:2500万ユーロ(約35億円) 23/24リーグ戦成績:37試合36失点16クリーンシート 市場価値ランキングの7位につけているのは、スペイン代表GKアレックス・レミロだ。彼には2500万ユーロ(約35億円)の評価額がつけられている。これはアーセナル所属のダビド・ラヤ(3500万ユーロ/約49億円)に次いでスペイン人GKの中では2位タイの金額であり、このことからもレミロがトップレベルのGKと評価されていることがうかがえる。 レミロは元々、レアル・ソシエダと同じくバスク州に本拠地を置くライバルクラブ、アスレティック・ビルバオで育った選手だ。しかしトップチームではほとんど試合に絡むことなく退団。2019年夏にソシエダにフリー移籍で加入することとなった。当時のレミロの市場価値は150万ユーロ(約2億1000万円)で、彼ははじめから高い評価を得ていたわけではなかった。 だが、ベテランGKミゲル・アンヘル・モジャとのポジション争いを制して定位置を確保すると、どんどん評価を高めていく。レミロの特徴は足元の技術の高さだ。チームのビルドアップとプレス回避において彼が担う役割は大きい。もちろんセービング能力にも優れており、今季は16試合でクリーンシートを達成。ソシエダの失点数はリーグで3番目に少ない「39」となっている。 攻守においてチームをリードする現代型の守護神であるレミロだが、28歳にして初めてスペイン代表に招集されており、遅咲きの選手とも言えるだろう。だがレアル・ソシエダの躍進やスペイン代表への選出で、現在どんどん注目度を高めている。