「床にものを置かない」3つのコツ。仮置きするならテーブルの上の方がいい
床にものを置かなことで、部屋は驚くほどスッキリします。でも、つい「とりあえず…」と置いてしまうと、掃除も片づけも面倒に。そんな悩みを解消するため、YouTubeでミニマリズムなライフスタイルを発信し、SNSの総フォロワー数は16万人を越えるmai minimalismさんに「床にものを置かないためのコツ」を聞きました。
床にものを置く習慣があると部屋が散らかる
ついつい床にものを置いてしまうときがあります。 「あとで開封しよう」と、玄関や廊下に一時的に置いただけのつもりが、そのまま放置してしまった宅配物。仕事から帰ってきてヘトヘトのとき、「まずはひと息…」と床に置いた衣類やバッグ。忙しい日常のなかで、ものを一時的に床に置いたままにする習慣があると、部屋が散らかりやすくなります。あとで片づけるのを忘れてしまい、そのまま放置されることが少なくないからです。 床にものが1つもない状態だと、ほかにものを置くのにも気が引けて、すぐに片づけようという意識が働くものです。しかし、すでに床にいくつかものが散らばっていると、置きっぱなしのものが増えていっても、あまり気にならなくなってしまうのです。そうなると、どんどん床にものが散乱して、いつの間にか床がものの定位置になることがあります。 床にものが散らばっていると、部屋が片づけられていない印象を与えます。また、部屋の美しさや清潔感が損なわれることで、次第に居心地の悪さを感じるようにもなってしまいます。ホコリもたまりやすいうえに、掃除をする際にはまず床に散乱しているものの片づけから始まるので、手間が増えて時間もかかってしまいます。 また、リビングやデスク周りでは、テレビやゲーム機、スピーカーなどのコード類が絡まったまま床に置かれていたり、スマートフォンやタブレットなどの充電コードが、床に伸びたまま放り投げられていることがあります。この場合、コードは踏んだり引っかかったりしやすいので、破損や転倒の可能性があり危険です。