藤平尚真、小園海斗、森下翔太…松坂大輔が挙げた期待選手 侍ジャパン大会連覇へ
野球世界一決定戦の世界野球プレミア12。21日から始まるのがスーパーラウンドです。進出したのは、日本を含めてベネズエラ・アメリカ・台湾の4チーム。ここからは、この4チームが総当たり戦を行って1位と2位が決勝へ進出。3位と4位が3位決定戦へと回ります。 【画像】中日・高橋宏斗ら、台湾から帰国した侍ジャパン 阪神・森下翔太、意気込み語る さて、スーパーラウンド日本の初戦は21日。相手はアメリカです。大会連覇に向けての日本のキーパーソンを松坂大輔さんに聞きました。
■“投”のキーパーソン 楽天・藤平尚真
台湾からニコッとクールに帰国した侍ジャパン。オープニングラウンドでは出場チーム唯一の5戦全勝。スーパーラウンド進出を決めました。 そんななか、松坂さんがこの先のキーパーソンに挙げたのは、侍ジャパン初選出の楽天・藤平尚真投手(26)。今大会3試合に登板、9つのアウトのうち8つを三振で奪っています。 松坂さん 「中継ぎで投げている藤平尚真投手。大会中に短期間でまたレベルアップしているというくらい、すごみを感じさせるピッチングをしている」 17日のキューバ戦では、抑えとしてマウンドにあがり1アウト満塁のピンチを背負いますが、2者連続三振を奪う気迫のこもったピッチングで、チームの勝利に貢献しました。 松坂さん 「藤平投手はストレートでどんどん押していって、空振りやファウルでカウントを整えられる。やっぱりフォークの扱い方も上手。監督・コーチからすると、ここぞの場面で、絶対三振が欲しい場面は試合の中であるので。そういう時に迷わず藤平投手を送り出せる」
■“打”のキーパーソン 広島・小園海斗と阪神・森下翔太
一方、松坂が挙げる“打”のキーパーソンは…。 松坂さん 「小園海斗選手、森下翔太選手。2人の若い力は非常に大きい」 2番を打つ小園海斗選手(24)は今大会・打率3割6分8厘。そして、ここまでの全5試合で4番を担う森下翔太選手(24)は打率5割越え(打率.571)とチームを牽引しています。 松坂さん 「国際試合で出てくるピッチャーの得意球、動かしてくるボールに上手く対応できている。つないでほしい時もしっかり粘って四球を選んだり、非常にいい働きをしている」