ソフトバンク 1軍昇格の和田は中継ぎ要員 倉野コーチ「本人とも話をして」
「ソフトバンク-西武」(25日、みずほペイペイドーム) リーグ優勝を決めてから最初の試合に臨むソフトバンクは和田毅投手、谷川原健太捕手、ジーター・ダウンズ内野手の3人を出場選手登録した。 43歳の大ベテランの和田は中継ぎ要員として登録された。倉野1軍投手コーチは「本人とも話をして、複数回ではなくショートイニングでの中継ぎで考えている」と明かしており、ポストシーズンでの起用法を見定めることになりそうだ。9月21日のウエスタン・くふうハヤテ戦(タマスタ筑後)では1点リードの九回に登板して1回無失点で、プロ入り後1、2軍を通じて初めてのセーブを記録した。 谷川原は今季初昇格。昨季までは捕手登録ながら外野も守るユーティリティプレーヤーとして活躍するも、今季は捕手一本に絞って臨んでいた。2軍では74試合に出場して打率.258、0本塁打、17打点の成績を残している。 ダウンズは今季途中に加入して8月に来日したばかり。ダウンズはメジャー通算20試合の出場歴があり、遊撃手を中心に堅実な守備力を武器とする。シュアな打撃も持ち味で2軍では18試合に出場して打率.259、1本塁打、7打点を記録。10四球を選び出塁率.368もマークした。試合前練習を終えて報道陣に応対したダウンズは「こういう機会を与えてくれた神様と球団に感謝したい。とにかく一生懸命プレーしてチームに貢献したい」と意気込んだ。 また、この日登録はされなかったものの、ドラフト1位ルーキーの前田悠伍投手をはじめ東浜巨投手と前田純投手も1軍に合流した。