【競輪】松本貴治が地元記念2度目V 「気持ちが伝わってきた」目標の犬伏湧也に感謝/松山
<松山競輪:金亀杯争覇戦>◇G3◇最終日◇8日 犬伏湧也の2周近い突っ張り先行を追った地元の松本貴治(30=愛媛)が、3角からのまくり追い込みで快勝。今年11月の防府に続く、G3通算4勝目(3日制を含む)を挙げた。 地元記念は21年に続いて2勝目。2着には2角まくりの深谷知広、3着には松本マークの橋本強が入った。 レースは犬伏-松本-橋本が前受け。単騎の浅井康太に、深谷-松谷秀幸-山賀雅仁が中団に構え、山崎芳仁-大槻寛徳の並び。たたきにきた山崎を突っ張り、犬伏が残り2周で先行態勢に入る。犬伏マークの松本はまくってきた深谷を張りながら前に踏み込み、ゴールを1着で駆け抜けた。深谷が2着、松本に続いた橋本が3着に入った。 松本は「犬伏君のおかげ。ラインで決めようという強い気持ちが伝わってきた。自分は追走しただけ。直線はがむしゃらに踏んで、ゴール後にうれしさがこみあげてきた」と喜びのコメント。 今後の目標はG1を勝つことで「G1では全然戦えていないので、総合的に底上げしたい」。早くも次のステップに思いをはせていた。 2車単(1)(3)1530円。3連単(1)(3)(6)6270円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)