エンバペが“元同僚”メッシとの秘話を明かす…W杯決勝で激突後「僕はまだ頭に血が上っていて…」
フランス代表FWキリアン・エンバペが、かつてのチームメイトであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの秘話を明かした。 今シーズン、パリ・サンジェルマン(PSG)からレアル・マドリーに移籍したエンバペは、メッシが2023年7月にフリーエージェントでインテル・マイアミに移籍するまでPSGで2シーズン共にプレー。2人のPSG在籍中には2022年のワールドカップ決勝戦で対戦し、PK戦の末にアルゼンチン代表がフランス代表を破って36年ぶりの優勝を果たしていた。 『Clique TV』のYoutube動画でインタビューに応じたエンバペは、W杯決勝当時を回顧。フランスの連覇を阻止されていたことについて「ワールドカップの決勝の後、PSGの練習に参加していたメッシを見たとき、僕はまだ頭に血が上っていたよ(笑)」と笑顔で明かし「でも彼は『君はすでにワールドカップで優勝しているから、今度は僕の番だ』って笑い合ったよ」と、ジョークで和解していたことを話した。 「僕はとてつもなく腹が立ったけど、メッシだから尊重できた。共に戦ったからこそ、一緒に笑って打ち解けられたよ。決勝で思い出を作れたし、あの決勝が僕らの距離を縮めたと思う」 そしてエンバペは「僕は彼から多くのことを学んだ」と、メッシへの感謝も口に。「メッシは何でもうまくやる。彼からは何でも学べるんだ。トレーニング中、僕はよく彼のそばに行って『これはどうやるの? あれはどうやるの? 』と聞いていたね。恥ずかしさはないよ。学びたいから。僕が大尊敬していることは、彼にも伝わっていたよ」と語っている。