「なぜ今治に人が集まるのか」藤井キャスターが“住みたい田舎ランキング1位”の理由に迫る
現在9歳、小学4年生になりました。島暮らしを始めて9年。 智子さん: 「まさに子どもは自然そのものだから、ここに来てみんながすごい気にかけてくる。大切にされているのを見て自分も育て直されている感じがする」
藤井キャスター: 「うわぁ!まず器も素敵だしこれは何のお魚ですか?」 森重さん: 「これは大島の一本釣りのアコウです。キジハタです」 一本釣り漁師 松田さんが釣り上げたアコウと、 瀬戸貝のダシでとったソースをかけたソテーが完成しました。
藤井キャスター: 「白身魚のうまみを超えてますね。白身魚のさらっとした旨味がありながらさっきの出汁とコラボレーションしながら口の中で旨味として広がっていく」 今治の大島だからこそ表現できる、森重さんの思いが込められた料理の数々。 藤井キャスター: 「移住してみてどんなお気持ちになったのか良かったところ教えてください」 森重さん: 「こういった食材が身近に感じられることがすごくうれしい。獲っている場所とかその漁師さんたちの気持ちまで伝わってくるんです。食材をすごく大事にしてくれている」
大島に引っ越して3年。大島への思いはこんなところにも。 藤井キャスター: 「なんでランチの方が値段高いんですか?」 森重さん: 「お昼はこの景色の中でゆっくりと。夜は週末だけだが、地元の人に食事に来てもらいたいと思って」 藤井キャスター: 「そういう思いがあってランチとディナーの値段を変えていたんですね。それはもう地元愛ですね」 森重さん: 「はい、(フランスの)最後のレストランでシェフに言われた言葉は『いずれかは地元に帰って地元の食材を使って地元の人に美味しいフランス料理を作ってあげなさい』ってその言葉がずっと残っていた」 藤井キャスター: 「まさにそれをお店で実現、体現されているわけですね」