栄えある1位は“不朽の名作”…NBA 2024-25シーズンの着用バスケシューズランキング
NBAは選手個人の圧倒的なタレント性から、ファッションへ対する注目度も高い。その中でも最も目線が行くのは、やはりコート上の足元だろう。 『kixstats.com』は、NBA選手たちのバスケットシューズ事情を知る上で最も優れたチャンネルのひとつだ。フィルター機能も充実しており、ポジション別の人気モデルや、各シューズを実際に着用している選手などを検索することができる。 以下では今シーズン、NBAで最も人気の高いバスケットシューズTOP3をご紹介する。(データは本稿執筆時のもの)
■第3位 プレータイム合計:7,375分
非プレーヤーシグネチャーであるナイキ渾身の意欲作『ナイキ G.T. カット 3』が第3位に食い込んだ。 多くのNBA選手に支持された一足は、カット、ラン、ジャンプそれぞれの能力を最大限に引き出すことを目的に開発された“Greater Than”シリーズにおける2024年の新作。その名の通り、カッティングに比重を置く本作について、ナイキは「卓越した反発力とトラクションを追求して特別にデザインされたスーパースター級のバスケットボールシューズ」と、その性能に絶対的な自信を持っている。 特筆すべきは、ナイキがブランド史上初めて、ランニングモデルでの採用が目立ったZoomXフォームをバスケットボールシューズに応用したことだろう。軽量で柔軟性に富み、反発性に優れたZoomXフォームが、『ナイキ G.T. カット 3』では地面との一体感を追求。これにより、抜群のクッション性とコートからの反発エネルギーが最大化され、トップスピードで敵を引き離すプレーを後押しするのだ。 こうした性能から同モデルもガード勢での採用率が高く、ジョーダン・プール(ワシントン・ウィザーズ)、ドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス)、アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)らが愛用している。