栄えある1位は“不朽の名作”…NBA 2024-25シーズンの着用バスケシューズランキング
■第2位 プレータイム合計:8,422分
数ある名作を凌ぎ、堂々の2位にランクインしたのはWNBAのスター、サブリナ・イオネスク(ニューヨーク・リバティ)のセカンドシグネチャー『ナイキ サブリナ 2』だった。 2024年に球団をWNBA王者に導き、今年のオールスターではステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)との3ポイント対決でも注目を集めた27歳のポイントガード。今年6月に誕生した『ナイキ サブリナ 2』は、イオネスクの急加速と素早いカットに対応するよう、機能性に特化して設計されており、初代よりも28グラムの軽量化に成功した。 それだけではない。前足部にZoom Airユニットを搭載することで、優れたエネルギーリターンと反発力を発揮し、Cushlon 3.0フォーム内蔵のミッドソールが快適な履き心地と安定性のバランスを維持。また、多方向へのトラクションをサポートするサブリナの頭文字「S」をイメージしたアウトソールもガード勢からの人気の理由のひとつだろう。 主な着用選手には、タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)やニコラ・ブーチェビッチ(シカゴ・ブルズ)、デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)らが挙げられる。
■第1位 プレータイム合計:16,320分
栄えある1位に輝いたのは『ナイキ コービー 6』。コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のレガシーは、シューズとしても色濃く継承されているようだ。 2010年に誕生した『ナイキ コービー 6』は、コービーの愛称である“ブラックマンバ”を彷彿とさせる蛇の鱗柄のアッパーデザインが最大の特徴だ。デビューしたのは同年、マイアミ・ヒートと対峙したクリスマスゲームのこと。クリスマスの絵本や映画でお馴染みの『グリンチ』をイメージした毒々しいライムグリーンと赤いシューレースの攻撃的なカラーコンビネーションは一際コートで目を引いた。 鋼鉄の5倍にあたる堅牢性と高い柔軟性を兼備するFlyWireシステムと、革新的なクッショニングであるZoom Airを搭載したロートップのパフォーマンス性能の高さは、約15年が経過した今日でも色褪せることなく、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)やバディ・ヒールド(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)など、ポジションを問わずに愛されている。