透明な詩情が漂う倉俣史朗の個展へ|青野尚子の今週末見るべきアート
会場に並ぶ、倉俣が大切にしていた書籍やレコード、夢を描き留めたスケッチなども興味深い。没後30年を経て今も人々を惹きつけるクラマタの世界にひたることができる。
倉俣史朗のデザイン─記憶の中の小宇宙
〈世田谷美術館〉1階展示室 ~2024年1月28日。10時~18時(入場は17時30分まで)。月曜、2023年12月29日~2024年1月3日休(ただし1月8日は開館、翌1月9日は休館)。※〈富山県美術館〉(2024年2月17日~4月7日)、〈京都国立近代美術館〉(2024年6月11日~8月18日)にも巡回。
text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano 写真提供:世田谷美術館