京都工学院・広川主将「伏見工の伝統は受け継ぐ」 高校ラグビー抽選
第104回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が7日、大阪府豊中市であり、3回戦までの組み合わせが決まった。今大会最長ブランクで9大会ぶり出場の京都工学院は、27日の1回戦で聖光学院(福島)と対戦する。優勝4回を数えた伏見工が学校の統合・再編により現校名となった2016年以降では初の花園出場となる。大島淳史監督と広川陽翔主将の主なコメントは次の通り。 【写真まとめ】全国高校ラグビー、注目のフィフティーンは ◇京都工学院・大島淳史監督 聖光学院さんとは対戦経験がないので、これから映像をチェックしたい。(初戦を突破すればBシードの中部大春日丘=愛知=が相手)すごく交流を持たせてもらっているチーム。切磋琢磨(せっさたくま)したチームと花園で良いラグビーができるように、チャレンジャーとして越えられるように我々は一生懸命頑張りたい。 赤黒ジャージーが花園でひたむきに戦ってきたことが多くの方の感動を生んできたと思う。何かを起こすんじゃないかという期待感に応えることが責任だと思う。ノーシードから何かを起こせるようにしたい。 生徒には花園に出ることだけで満足しているなら、グラウンドに来なくていいと伝えている。チームは今、花園に出て、どうしていくかというところにシフトチェンジできている。 <恩師の山口良治元監督からメッセージは> 昔話をしましたね。私の現役時代の話とか。多くの人が期待しているから頑張れと。繰り返しになるが、期待に応えたいです。 ◇京都工学院・広川陽翔主将 赤黒のジャージーを花園で待っている方がたくさんいると思う。その期待に応えられるようなラグビーをしたい。名前は京都工学院に新しくなったが、伏見工の伝統は受け継いでいる。京都工学院になっても強いところを見せたい。 対戦相手が決まり、めちゃくちゃスイッチが入りました。聖光学院とは対戦経験がないので、まずは自分たちの持ち味を出して次につなげていきたい。気持ちの入ったタックル、ひたむきなディフェンスを見てもらいたい。