ロッテ・井上晴哉さんが1月から営業マンに転身、営業成績は「打率5割はいかないと」引退しても「日本一を味わいたい」
ロッテは6日、2024年シーズン限りで現役を引退した井上晴哉さん(35)が1月から千葉ロッテマリーンズに入社し、「B to B本部 法人営業部 第2営業G」に配属されることになったと発表した。 井上さんは営業マンとして各企業を回り、本拠地ZOZOマリンスタジアムに設置されている看板などを商品として提案していく。社会人野球の日本生命時代に営業人事部としてサラリーマン生活も経験しているが、営業マンとしての初仕事に気持ちを引き締めた。 「野球の打率でいったら7回失敗していいわけですけど、営業だったら打率5割はいかないと。数字的にはそうじゃないですかね。とにかくいっぱい人と接して、自分の身につけて、早く社会人に慣れることを目標にやっていきたいと思います」 現役を引退しても目標は変わらずチームの日本一。「選手時代からチームに貢献したいと思い続けてきましたが、こういうふうに残ると決めたのも日本一を味わっていないっていうのがありますし。日本一ってどういうものなのかを知らないから。やっぱり(現役で)野球をやっていなくてもちょっと味わってみたい。(球団)職員になっても、そういう気持ちはやっぱありますね」。裏方としてチームの収益に貢献しながら、選手時代に味わえなかった日本一をつかみ取る。
中日スポーツ