「誰が書いたんですか?」-サトテルに詰め寄られた!?トラ番記者を直撃 神宮のあの夜何があったのか、真相を聞いた
デイリースポーツ記者を直撃した
佐藤選手とグラウンド上でもめたように見えたデイリースポーツの記者にも、当日の状況を聞いた。 ――試合後の囲み取材で佐藤輝選手が激怒したと言われています 「佐藤選手は試合後に速報記事を知ったようで、そこへの不満があったのは確かだと思いますが、あの囲みの場では冷静に“あれを書いたのは誰ですか?”と聞かれました」 ――いったん帰りかけてすぐに振り返って戻ってきました 「現場から出稿された記事ではなかったこともあり、私はその記事を把握しておらず明確な回答ができませんでした。そこで佐藤選手はクラブハウスへいったん向かおうとしましたが、再度“誰が書いたか分からないんですか?別に怒っているわけではないんですよ”と問いかけてきました。そこで私は駆け寄り“おそらく現場ではなく、内勤の人が書いたと思います”と説明しました」 ――大きな声を出していたようにも見えます 「スタンドからの歓声が大きく、お互いの声が聞こえづらかったため大きめの声で話していたのは事実です」 ――SNSなどでは記者が佐藤選手を怒らせるような質問をしたからではないのかなどの臆測が広まり、失礼な質問がねつ造されて拡散されています 「その日の囲み取材で私は質問をしていませんし、他社の記者も含めてSNS上に拡散されたような失礼な質問はしていません。もちろん我が社のネット記事が原因で佐藤選手に不快な思いをさせてしまったことは事実ですので申し訳なかったと思います。ただ、あの現場で起こっていたこととは全く事実と違うことが、あたかも本当のことかのように拡散され、非常に困っています。球場周辺では指を差されることもあり、身の危険すら感じています」 ――その後、佐藤輝選手と話しましたか? 「内勤の速報デスクから出稿されていた記事だったことを確認した上で翌日、阪神担当キャップと2人で本人に改めて説明し、速報記事の間違いについて謝罪しました」 ――佐藤輝選手の反応は? 「“もう少し選手に敬意を払った記事を書いてほしい”という要望も受けましたが、ご理解いただけました」