昨季大ブレイクのパルマーがPFA年間最優秀若手選手賞を受賞 チェルシーでは13-14シーズンのアザール氏以来2人目の選手に
昨季は公式戦45試合に出場し、25ゴール15アシストを記録
PFA (イングランドサッカー選手協会)は20日、23-24シーズンの年間最優秀若手選手を発表し、チェルシー所属のイングランド代表MFコール・パルマーが選ばれた。チェルシーでは13-14シーズンのエデン・アザール氏以来2人目の選手になった。 【動画】昨季のエヴァートン戦で見せたパルマーのスーパーゴール 同賞は、PFAに所属する選手たちの投票によって決定。イングランド国内で23歳以下(シーズン開幕時に23歳以下であれば良い)の選手を対象に、そのシーズンで最も活躍した選手に与えられる賞である。23-24シーズンはパルマー以外に、マンチェスター・ユナイテッド所属のイングランド代表MFコビー・メイヌー、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、アーセナル所属のイングランド代表FWブカヨ・サカ、ブライトン所属のFWジョアン・ペドロ、そして昨季までクリスタル・パレスに所属していたMFマイケル・オリーセがノミネートされていた。 下部組織時代をマンチェスター・シティで過ごしていたパルマーは2023年夏にチェルシーへの完全移籍を決断。加入初年度となった昨季は公式戦45試合に出場し、25ゴール15アシストを記録。リーグ戦だけでもエヴァートン戦での4得点を含め、22ゴール11アシストを記録するなど、チェルシーのゴールのほとんどに関与していた。 そんなパルマーはPFA年間最優秀若手選手賞受賞に際して、「個人賞も嬉しいですが、チェルシーでタイトルを勝ち獲りたい。それが一番の目標です。チームは若い選手でいっぱいですし、素晴らしい監督と素晴らしいスタッフがいるので良いシーズンになることを願っています」とコメント。昨季圧巻のパフォーマンスを発揮し、大ブレイクを果たしたチェルシーのエースだが、受賞に感謝しながらも、照準は既に今季に合わせているようだ。
構成/ザ・ワールド編集部