山下真瑚が女子2位で全日本へ ジャンプで減点も手応え「もっともっと点数が出せる」【フィギュア西日本選手権】
◇3日 フィギュアスケート 西日本選手権第2日(日本ガイシアリーナ) 女子はSP3位の山下真瑚(21)=中京大=が合計184・36点で2位となった。フリーは2位の119・37点をマーク。出場権を獲得した12月の全日本選手権(大阪)への手応えを感じた大会となった。優勝は合計192・51点の三宅咲綺(21)=岡山理大=で、3位は河辺愛菜(20)=中京大。 山下はジャンプで細かいミスから減点を受けるも、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)からの3連続など、すべて着氷してフリーは2位。「ちょっと悔しいけど、次につながるようなフリーだった」。回転不足などでジャンプ4本が減点を受けた反省とともに、手応えを口にした。 SPとフリーの両方で3位以内には入った。しかし、山下は「もっともっと点数が出せると思った」という。SPでジャンプの難度を上げ、フリーは今大会で減点を受けたジャンプを磨けば―。両方の演技に、伸びしろを見いだした。 全日本選手権まで残りは約1カ月。「だいぶいい練習が続けてできている。もっともっと詰め込んでいけたらいいなと思う」。より進化した真瑚ワールドが、その目には見えている。
中日スポーツ