【ラグビー・リーグワン】カテゴリB→Aプレーヤーまとめ。規定変更のおさらい。
12月21日に4度目のシーズン開幕を迎える「NTTジャパンラグビー リーグワン」。今年、選手登録カテゴリに関する規定が変更されたことで、各チームのマネジメントにも少なからず影響が及びそうだ。 リーグワンのチームに所属する選手は、 A:日本代表実績あり/資格あり B:日本代表資格獲得見込み C:他国代表歴あり等上記以外 いずれかのカテゴリで登録される。 チーム運営、采配にカテゴリの規定・制限があり、チーム登録枠はAが80%以上・B/Cの合計で10名以下・Cは3名以下、23名の試合登録枠はAが17名以上・Cは3名以下、ピッチ上はAが11名以上、というルールが設けられている。 今年8月13日に国際統括団体ワールドラグビーが『競技に関する規定第8条「国の代表チームでプレーする資格」』の改訂を発表。この改訂により、2024年8月1日以降は従来規定されていた[60か月(5年間)当該国に継続的に居住する]という要件から[60か月国内のラグビー団体にのみ登録されていた]に変更された。この変更を受け、日本代表資格に準ずる、リーグワンの「カテゴリA」の要件も改訂がなされた。 10月22日にリーグワンは「選手契約及び登録に関する規程」の変更を発表。カテゴリAのプレーヤーは、[リーグ登録を行ったシーズン開始日時点で、48か月以上継続して日本ラグビー協会に選手登録があること]を必要要件とし、継続居住要件に沿って設けられていた[国外滞在日数の制限(年間62日以内)]の要件が撤廃された。 なお代表資格の要件[60か月]に対し、カテゴリAの要件は[48か月]であるため、Aのプレーヤーが直ちに日本代表資格があることにはならない。しかしながらリーグワンのチームマネジメントにおいてカテゴリAのプレーヤーが持つメリットは多い。戦局にも関わる、2024-25シーズンよりカテゴリBからAに登録されたプレーヤーを確認しよう。