愛される河村勇輝 初3P成功に好相性の苦労人相棒も跳び上がって大喜び「彼はとてつもない才能がある」
「NBA、グリズリーズ128-104ウィザーズ」(8日、メンフィス) グリズリーズとツーウェー契約を結び、日本人4人目のNBAデビューを果たした河村勇輝(23)は第4Qから途中出場を果たし、NBA初となる3点シュートを成功させた。3得点2リバウンド1アシストを記録し、チームの勝利に貢献した。 【動画】河村勇輝がNBA初の3点シュート成功 超絶パスには現地実況興奮「ワサビ!」 現地メディア「Grind City Media」によると、試合後、この試合で河村からアシストを受けたハフは「彼はとてつもない才能がある。彼の活躍を見続けられることは素晴らしいこと」と称賛。河村と同じツーウェー契約からシーズン途中で本契約を勝ち取ったハフはプレシーズンから河村と抜群の相性をみせており、河村が3点シュートを決めた瞬間、跳び上がってガッツポーズしていた。 試合は大量リードの中、4分を超えるNBA入り後最長のプレー時間を与えられた河村は、ややミスも出しながらも果敢なプレーを披露。残り2分42秒で果敢にドライブで切り込み、ハフにノールックで背面パスを通してアシストを記録。ハフはダンクをたたき込んだ。超絶パスに現地実況からは「ワサビ!」と驚きを表現した。その後、残り1分55秒で、ステップバックからの3点シュートを成功。河村が大興奮で両手を振って観客を煽り、会場も大盛り上がりとなった。 河村は開幕2戦目の26日のロケッツ戦で第4Q残り3分34秒から途中出場し、田臥勇太(現宇都宮)、渡辺雄太(現千葉J)、八村塁(現レイカーズ)に続く日本人4人目、Bリーグ出身選手としては初のNBA選手として名を刻み、1アシストをマーク。その後も試合終了間際に投入されることが続いたが、前戦のレイカーズ戦でフリースローを2本成功させて、NBA初得点をマークしていた。