「のぞかれる」と炎上から7カ月...「ダンボール授乳室」のノウハウと利点生かし「トイレ個室」に 「災害時に安心を」メーカーの思い
もし、劣化してしまったら?
資源ごみとして処分したり、文字を書いたり、張り紙などを貼りつけられるなど、素材がダンボールであることは使い勝手の良さが長所とはなりますが、安心して使うには、外壁部分のパネルや、扉の開閉に関わる蝶番の劣化は気になるところ。どの程度の期間なら劣化しないと言えるのでしょうか。 「使用する場所や環境などによるため、期間を数値で示すことはできませんが、高温多湿の場所や直射日光の当たる場所、屋外や空調設備の側など室温や環境の変化が大きい場所、強い衝撃が繰り返し加わることが想定される場所を避けていただくことで少しでも長くご使用いただけるかと思います。また、オプション品でもご用意しているPET素材の透明保護シート(市販品でも代用可能)を内側に貼っていただくことで破損や傷みの対策にもなります」 また、長期での保存も想定し、「全パーツの単品販売」に対応しているため、劣化したパーツは交換可能となっています(詳細は同社へ)。 ◇ ◇ 災害が起こるたびに課題となる「トイレ不足」。特に地震はいつ、どこで発生するのかわからないので、被災地の避難所だけでなく、公共施設など多くの人が集まる施設には普段からの備えが必要なのではないでしょうか。現在、防災用 「簡易設置型トイレ個室」については数量や納品場所に応じて価格を見積もり、今後は各種通販サイト等での販売も検討中とのことです。 ■株式会社板野紙工公式ホームページ https://www.itanocw.co.jp/ ■簡易設置型トイレ個室 プレスリリース資料 https://www.itanocw.co.jp/pdf/Press%20release240321.pdf ■取扱説明書「製品のお取り扱いについて」 https://www.itanocw.co.jp/pdf/Private toilet room instruction manual.pdf ■問い合わせフォーム https://www.itanocw.co.jp/contact/ (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)
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