「タキビスト」“揺らめく炎”と“薪が燃える音” 火を囲む癒しの魅力を広める夫婦《長崎》
NIB長崎国際テレビ
キャンプブームに伴って注目されている “たき火”。 その魅力を伝える “タキビスト” が活動しています。
◆ぼーっと眺めて癒される「たき火の炎」に魅せられて
揺らめく炎と、まきがゆっくりと燃える音。 癒しの空間を演出します。 (タキビスト 田中 亮太さん) 「不規則に発せられる音が、聴いていて心地がいい。炎もずっと一緒の形をしていないので、音と炎の見た目、香り、そういった要素が、ずっと見ていられるところ」
田中 亮太さん40歳。 身に着けているTシャツやエプロンには、たき火のプリント。 たき火を愛する人= “タキビスト” として活動しています。
普段は、妻の桃子さんと東彼杵町でカフェを経営しています。 2024年4月にオープン。
自家製の塩こうじ、甘酒など発酵調味料を使った料理、スイーツやオーガニックの豆をまきで焙煎したこだわりのコーヒーが楽しめます。
(タキビスト 田中 亮太さん) 「火力も上げれたりするので、しっかり焙煎できるし香りが抜群にいい」 そして、カフェの外には…
(タキビスト 田中 亮太さん) 「こちらがファイヤーピッド。いわゆる “たき火” をする場所」 手作りのたき火台を常設しています。 日中は火おこし体験ができるほか、夜は予約制で、県産食材をたき火で調理した料理を楽しめます。
(客) 「国道の裏に隠れ家的な場所があるとは思わなかった」 (客) 「みんながたき火を見つめて語り合う時間が癒しになるのでは」 (客) 「火を見ているだけで心が開かれていく感じがする。しゃべらなくてもいい」
大学卒業後、国立大学法人の職員として働いていた田中さん。 週末の休みを利用して「たき火を楽しめるイベント」を企画し、魅力を発信してきました。
40歳を機に “新しいことに挑戦したい” と今年3月に退職し、時津町から東彼杵町に移住しました。
(妻 桃子さん) 「たき火やコーヒーのことになると、すごいお客さまとも(話が)止まらないくらいしゃべる。本当に好きなんだろうと思って。 チャレンジするのが、(夫)らしい。おもしろい」