【毎日書評】業績が伸びるだけじゃない「企業ブランディング」戦略でグッと変わるもの
ブランディングで獲得できること
ブランディングを別のことばに置き換えると、「商品やサービス、企業にふさわしいイメージを獲得すること」になります。 例えば「A(商品群)といえば、B(特定の商品)」という構文を想像してください。 Aにはお菓子、化粧品、服や装飾品など、世の中のあらゆる商品やサービスが入ります。 Bには特定の商品名が入ります。あらゆる商品がひしめく中、Bの強みを端的に表すイメージを確立させて、広く周知していく活動。それがブランディングです。(15ページより) 重要なのは、「A(商品群)といえば、B(商品名)」の部分をわかりやすくすること。そうすることで潜在的に、“Bの機能やメリット”を求めているユーザー(潜在顧客)から発見されやすくなるからです。 また、その結果としてマッチング成功率が高まり、ファン化も進むことに。いうまでもなく、それは大きなメリットになるわけです。(15ページより) 本書で紹介されているブランディング戦略の素養は、企業ブランディングのみならず、組織づくりやチームマネジメントなど、あらゆるビジネスに転用できるといいます。自社のブランド力を高めるために、そして組織力を強化するために、参考にしてみてはいかがでしょうか。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: 宣伝会議
印南敦史