ドラマ『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』豪華キャストが共演!元祖インフルエンサーたちのゴージャスな日常
ニューヨーク社交界を完全再現!【シーン写真を大公開】
トルーマン・カポーティが「唯一の欠点は“完璧である”なこと」と称賛し、あがめたベイブ。二人は固い絆で結ばれていたが……。演じるのは、『マルホランド・ドライブ』や『ザ・リング』シリーズのナオミ・ワッツ。
あふれる才能を持ち、ゲイであることをオープンにし、エキセントリックな振る舞いも魅力的で、ニューヨーク社交界のスターとなったカポーティ。実力派のトム・ホランダーが成り切り演技を披露! カポーティの衣装もシーンごとに違っている。
上流階級の暴露本が巻き起こした世紀の大スキャンダル!
複雑な生い立ちを持ちのカポーティは、時に平然と残酷な仕打ちをし、裕福な銀行家一家の跡取り息子と結婚したアン・ウッドワードを「自分たちとは格が違う」として徹底的に蔑みます。 彼女はかつて別荘で夫を不審者と間違えて誤射し、裁判で無罪となりました。しかし、カポーティが夫殺しの真相を知っているかのように噂話を面白おかしく吹聴し、アンは最終的に不幸な最期を遂げることに……。 この死者まで出したスキャンダルの原因となったのが、創作活動に行き詰まったカポーティが1975年11月に『エスクァイア』誌に発表した短編小説『ラ・コート・バスク』です。カポーティはアンを夫殺しとして描いただけでなく、スワンズが彼に打ち明けたプライベートの秘密を、名前こそ変えてあるけれど、明らかにベイブたちのことだと分かる形で赤裸々に暴露したのです。 スワンズの逆鱗に触れたことは言うまでもありません。「カポーティを絶対に破滅させてやる」と結託するスワンズとカポーティの壮絶な確執が描かれます。 こじれにこじれてしまった、かつての友人同士の愛憎のゆくえは……? 製作総指揮を手がけるのは、大ヒットドラマ『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで知られるヒットメーカー、ライアン・マーフィ。 ローレンス・リーマーのベストセラー『Swan Song for an Era (カポーティと女たち)』を原作とし、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ミルク』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたガス・ヴァン・サントが、全8話中6話を監督しています。 優雅でゴージャスな衣装やセットとともに、スキャンダラスなニューヨークの上流階級の濃密な人間模様が堪能できる刺激的な一作です。 ■ドラマ『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』放送・配信情報 【放送】 BS10 スターチャンネル 《字幕版》 7月15日(月・祝)より毎週月曜23:00 1話ずつ放送 ※7月13日(土) 13:15 第1話先行無料放送! 【配信】 スターチャンネルEX 7月14日(日)午前0時 第1話配信スタート ※7月14日(日)~8月12日(月・休) 期間限定 第1話無料配信 TM & © 2023 FX Networks LLC. All rights reserved. 【ライター 今祥枝/Sachie Ima】 『BAILA』『日経エンタテインメント!』『クーリエ・ジャポン』などで、映画・ドラマのレビューやコラムを執筆。 米ゴールデン・グローブ賞国際投票者。著書に『海外ドラマ10年史』(日経BP)。イラスト/ユリコフ・カワヒロ