自ら作詞し、歌手としてデビューした名古屋市の河村市長 マイナンバーカード巡り、河野氏「市長代えて」発言 批判された河村市長が猛反論
9月16日、歌手としてデビューした名古屋市の河村市長。歌のタイトルは「何をやってもしかられる」。 発表会が行われた日に、名古屋で演説をしていた河野デジタル大臣がマイナンバーカードを巡って「市長を代えてください」と批判。いったい、何が…。 【画像】歌手としてデビューした名古屋市の河村市長
14日、名古屋の大須観音の特設ステージで歌を披露した河村たかし市長。実はこの曲、市長が自ら作詞したデビュー曲、そのタイトルは「何をやってもしかられる」。
様々な言動が物議を醸してきた河村市長。「良かれと思ってやったのに失敗した」自身の体験を歌詞にしたといいます。 そのひとつが“卑猥な意味”があるとされるハンドサインをして、不適切だと言われたこともありました。
デビュー曲を披露したこの日にも、思わぬ人に“しかられて”しまいました。 名古屋市で行われた自民党総裁選の演説会。壇上に上がった河野太郎デジタル大臣です。 河野太郎 デジタル相: 「マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票や印鑑証明を取ることができる地域が増えている。名古屋の人からよくメールを最近いただきます。「名古屋では(コンビニで)できないぞ」(と)。そういう人には短く返事をしています。「市長を代えてください」(と)」 マイナンバーカードに反対で、コンビニでの住民票交付を見送ってきた河村市長に皮肉。
これに対し河村市長は。 名古屋市 河村たかし 市長: 「名古屋市長や名古屋市を下請けであると思ってみえるんじゃないかなと思って、そういうふうになっていくといかんからマイナンバーはいかん。私は河野さんの部下ではありません」 真っ向から反論した河村市長。CDデビューに公費は使われていませんが、17日の会見で、「名古屋市の良さを世間に広めることは公務だ」と話しました。