年齢とともに崩れるボディライン、効率的に変えるには?
三頭筋も忘れずに。
お腹や下半身にばかり集中すると、胸部、肩や腕などの部分を見落としがちだ。上半身で最も忘れがちなのが三頭筋。腕の後ろ側にあり、使わなければ歳ともに緩んでくる部分だとジュリー・ピュジョル・ブノワは解説する。 この緩んで伸びてしまった皮膚の部分、フランス語では「ダブル・バイバイ」や「コウモリ腕」と呼ばれている、いわゆる二の腕の"ふりそで"肉は、よく知られているシンプルなエクササイズで無くすことができる。腕立て伏せだ。「肩の下に腕を置き、身体を上下することで二頭・三頭筋、三角筋と胸筋を同時に鍛えることができます」とスポーツコーチは説明する。12回の上下を4シリーズ行おう。
姿勢も重要
筋肉の強化以外に良い姿勢も全体的なスタイル向上に貢献する。「巻き肩+猫背のコンボよりも、ちゃんとした姿勢の方がイメージも良くなるのは、ダンサーの身体のラインを見れば一目瞭然ですよね」とジュリー・ピュジョル・ブノワは指摘する。「そのため、Fit'Balletやバーオソルなど、バレエの要素を取り入れたレッスンはぜひ試していただきたいです」 バレエの服装がお好みでない場合、ピラティスはこの観点からもとても良い選択肢だ。ピラティスの動きは腹部のインナーマッスルを鍛え、姿勢も改善してくれる。 「ピラティスではお腹を引き込んで、より深く呼吸をし、身体を伸ばす方法を学びます。エクササイズは取り入れやすく、早く覚えることができるので、日常生活の中で腰を反り過ぎず曲げ過ぎず、ニュートラルポジションで過ごすことができるようになります」とスポーツコーチは締めくくった。
(madame.lefigaro.fr) translation: Hana Okazaki, Hide Okazaki