「ホントにしょっぱくて、ずっと笑われてた」“大鵬三世”納谷幸男が悲願のリーグ戦優勝で人目をはばからず号泣!日本人最強ヘビー級の選手を目指し頂点獲りへ!
3日、東京都・後楽園ホールにてDDT『D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL』が開催。納谷幸男が悲願の初優勝を果たし涙した。 『D王 GRAND PRIX』は、DDTの年末の風物詩となっているシングルリーグ戦。 今年のD王は大荒れとなり、遠藤哲哉が大混戦のAブロックを制覇。そしてBブロックでは圧倒的な強さを見せつけてきた納谷幸男が制覇。 リング上で遠藤と対峙した納谷は「遠藤さん、あなたはやっぱりスゴいですよ。でもね、俺はそのスゴい選手たちを超えるために去年1年間、すんげえ悔しい思いした。俺は今このDDTで一番になりたい。いや、日本プロレス界で一番になりたい。だからこんなところで負けるわけには行かないんです。あなたをぶっ倒してDDTの一番上に行ってやります」と決意表明。 遠藤は「遠藤“さん”じゃなくて、遠藤な?お前が上がってくると思ってたよ、お前はデカくて強い。俺を見てみろ。ちっちゃいだろ?でもな、Aブロック勝ち上がって、今日樋口に勝った俺はお前より強いぞ。1月3日、お前を打ち砕いて俺が優勝する。2024年は遠藤哲哉の年だこの野郎!」と切り返し、バチバチの睨み合いを展開した。 序盤戦では、体格とパワーに勝る納谷が自身の土俵に引き込んでタックルやエルボーを打ち込みゴリゴリと削っていく。遠藤はプランチャなどで流れを変えようとするも、納谷はその頑強な肉体で真っ向から弾き飛ばして圧倒。場外戦でも大暴れの無双ぶりを見せる。 納谷はエプロンからの奈落式バックドロップを狙うが、これをカーブストンプで切り返した遠藤がサスケ・スペシャル。それでも納谷は怯むこと無くエルボー連打からダイビング・エルボードロップ。遠藤が怒涛の蹴撃連打で反撃してからハンドスプリング式オーバーヘッドキックを発射も、納谷はキャッチしてバックドロップ。 さらに納谷が雪崩式バックドロップを狙うも遠藤がクロスボディで切り返し、エクスプロイダーからハンドスプリング式オーバーヘッドキック、エクスプロイダー、バーニングスター・プレス、さらにトーチャーラック・ボムから2発目のバーニングスター。プレスを発射も、納谷が剣山で迎撃。 納谷はランニングニーを猛連打。遠藤が袈裟斬りチョップ、ローリング袈裟斬りで反撃も、納谷はこれをものともせず、キチンシンクからランニングニー、チョークスラム、足抱え式バックドロップ、世界一のバックドロップと畳み掛けて勝利。 納谷が最初から最後までただひたすらに自分の魅力を見せ続け、遠藤の魅力をほぼ発揮させなかった試合となった。