7歳・4歳の子がいて12月に3人目を出産予定です。やっぱり教育費が心配……。児童手当が増加されると総額でいくらもらえますか?
具体的な教育費準備額は
それでは、具体的にいくら準備すればいいのか、計算してみましょう。第1子の場合、無償化を考慮するなら目標額は200万円です。18歳までに200万円を貯めるなら、200万円÷(18歳-7歳)÷12ヶ月=約1万5000円で、毎月1万5000円程度の積み立てが必要ということになります。 第2子も同様に計算すると、500万円÷(18歳-4歳)÷12ヶ月=約3万円です。第3子の場合は、児童手当だけで大学資金を準備できそうです。もちろん、第1子と第2子についても毎月1万円支援される児童手当を活用すれば、家計からの支出は、第1子は5000円、第2子は2万円です。ただし、児童手当は確実に貯まるよう別途管理をしておく必要があります。
子の年齢によっては、子3人のほうが子2人より大学資金はかからない
由美さんの家庭の場合、第1子は大学無償化支援を受けられそうです。また、第3子も15歳まで月3万円の児童手当が支給されるため、児童手当だけで大学資金を準備できます。そのため、大学資金だけを考えると子ども2人家庭より負担は減ります。 ただ、大学進学に至るまでの教育費は当然3人分かかりますから、余裕があるとはいえないかもしれません。しかし、児童手当や大学無償化制度など情報をキャッチして早めに準備しておけば、家計の大変さは緩和されます。とにかく、早めに計画をたてて準備をはじめていきましょう。 出典 文部科学省 高等教育の修学支援新制度 執筆者:前田菜緒 FPオフィス And Asset 代表、CFP、FP相談ねっと認定FP、夫婦問題診断士
ファイナンシャルフィールド編集部