開会式 日章学園と熊本西、憧れの地で堂々行進 /宮崎
<センバツ甲子園> 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で23日開幕した第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、日章学園(宮崎)と熊本西(熊本)の選手たちは憧れの甲子園で堂々と入場行進した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 開会式は午前9時にスタート。両チームの選手はセンバツを機に新調したユニフォーム姿で晴れの舞台に臨んだ。前年優勝校と準優勝校に続いて日章学園が登場。野球部員の石崎頼さん(3年)がプラカードを掲げてチームを先導し、選手たちはりりしい表情で行進した。 6番目に入場した熊本西は野球部マネジャーの杉本優花さん(3年)がプラカードを持ち、選手たちは胸を張って甲子園の芝を踏みしめた。 開会式後、日章学園の福山凜主将(3年)は「観客が多くて圧倒された。テレビで見てきた場所で行進できてうれしい」と話し、熊本西の霜上幸太郎主将(3年)は「昨日、宿舎で練習した成果が出せた。21世紀枠として誇りを持って試合に臨みたい」と闘志を燃やした。【田崎春菜】