【MLB】Dバックス先発陣がトレード市場で注目を集める ギャレンやケリーは1年後にFA 米メディア報道
米メディア「ジ・アスレチック」の報道によると、ダイヤモンドバックスは先発投手の補強を目指している球団からトレードの関心を集めているようだ。ダイヤモンドバックス先発陣にはザック・ギャレン、メリル・ケリー、ジョーダン・モンゴメリーと1年後にFAとなる3人の投手がおり、ローテーションを任せることのできる投手が6人いるというチーム事情もあり、トレードに踏み切る可能性もあるとみられている。なお、同メディアによると、ダイヤモンドバックスは試合終盤を任せられるリリーバーの補強を狙っているようだ。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 ギャレンはダイヤモンドバックスのエース格だが、来季が年俸調停期間の最終年となり、契約延長がない限り、1年後にFAとなる。ケリーは球団オプションが行使され、来季は年俸700万ドル。来季限りで契約が終了する。モンゴメリーは今季不振に終わったが、年俸2250万ドルの選手オプションを行使して残留。ケリー同様に来季が契約最終年となるが、今季の成績と来季の年俸を考えると、ダイヤモンドバックスが年俸の大部分を負担しない限り、トレードを成立させるのは難しいとみられる。よって、トレードが現実的なのはギャレンもしくはケリーだろう。 ダイヤモンドバックス先発陣は、ギャレン、ケリー、モンゴメリーのほかに、若手のブランドン・ファートとライン・ネルソン、今季から4年契約で加入したエデュアルド・ロドリゲスがいる。つまり、ローテーションを任せられる投手が6人いることになり、トレードの可能性が取り沙汰されているのはそのためだ。今季のペイロールは球団史上最高額だったため、今オフの補強を行うためにも、先発6人のうち1人をトレードの駒にすることは十分に考えられる。 なお、リリーバーの補強を目指しているダイヤモンドバックスだが、クリスチャン・ウォーカー、ジョク・ピーダーソン、ランドール・グリチックがFAとなっていることを考えると、打者の補強も必要だ。ギャレンもしくはケリーをトレードの駒にして、打てる選手の獲得に動く可能性もありそうだ。