【野菜作りのQ&A】ゴーヤーの収穫時期の見極め方は?
『やさいの時間』の「みんなのマルシェ」のコーナーでは、おなじみの講師が読者のみなさんからいただいた野菜作りに関するお悩みにお答えしています。8・9月号から、ゴーヤーについてのQ&Aをご紹介! みんなのゴーヤー栽培の写真
ゴーヤーの収穫時期の上手な見極め方を教えてください
ゴーヤーは、果実の長さを目安に収穫します。アバシゴーヤーなどの中型品種は15~20cm、長レイシなら30~35cmが目安です。 もう少し大きくなってから収穫しようなどと考えていると、すぐに黄色くなって、ゴーヤー本来の苦みが消えてしまいます。目安のサイズになったら、間髪入れずに収穫を。いぼの表面につやがあり、堅くしっかりしているのが、本来の苦みがあるおいしいゴーヤーです。 なお、収穫の遅れが続くと株に負担がかかって草勢(そうせい)が弱り、収穫サイズになる前に、果実が黄色くなることがあります。適期に収穫するとともに、定期的に追肥を施しましょう。 講師/藤田 智(ふじた・さとし) 恵泉女学園大学副学長、人間社会学部教授。秋田県生まれ。学生や社会人を対象とした家庭菜園指導の第一人者。「初めてでも失敗しない」栽培メソッドに定評がある。『はじめてでも大収穫! 野菜づくり超入門 春夏編』(NHK出版)など著書多数。 ●『やさいの時間』2024年8・9月号「みんなのマルシェ」より