【MLB】 アストロズ3連勝 絶好調のブラウンが8先発連続のQSをマーク 4月は防御率11.84の不振もV字復活
【アストロズ3-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間7月2日、“カナダ・デー”でロジャース・センターが真っ赤に染まったアストロズとブルージェイズの4連戦の初戦に、アストロズは3対1で勝利。アストロズ先発ハンター・ブラウンは8試合連続のクオリティスタートを記録して6勝目(5敗)をマークした。打線もそれに応え、ジェレミー・ペーニャとヨーダン・アルバレスの本塁打で3点を援護。ブルージェイズ先発ジャリエル・ロドリゲスは好投したが、3敗目が付いた。 【動画】アストロズ・アルバレスの特大の17号2ラン(MLB.comより) アストロズ先発のハンター・ブラウンは今日も6回無失点5奪三振の好投。直近5先発では防御率0.29をマークし、今季最初の7先発で防御率8.89と極度の不振に苦しんだ投手とはまるで別人に見える。アストロズのジョー・エスパーダ監督は「『自分の球種は良いし、守備も良い。慌てる必要はない。自分の投球をしよう』。それが今のハンター・ブラウンと、シーズン序盤に苦戦していたハンター・ブラウンの違いだ」と、自信を持って投球するようになったのが要因とコメント。5月から投げ出したシンカーも効いているのか、ブラウンは本来のポテンシャルを発揮できるようになった。 新しいエースの躍動に打線も応えた。5回には6番ジェレミー・ペーニャが6号ソロを放って先制。14打席ぶりの安打は試合を動かす大きな本塁打となった。さらに1対0で迎えた9回にも3番ヨーダン・アルバレスが17号2ランで追加点。9回裏は本塁打で1点を失ったものの、守護神ジョシュ・ヘイダーが締めてアストロズは3対1で勝利した。アストロズはこれで3連勝目、直近10試合で9勝1敗と絶好調。首位マリナーズとの差はいつの間にか3ゲームに縮まっており、直近8年で7度目の地区優勝に向けてエンジンは温まっている。