<2020センバツ交流試合>磐城主将、憧れの地に誓う 「全国で苦しい状況。勝ちたい」 相手は国士舘
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が8日、オンラインで行われた。今春のセンバツに21世紀枠で出場予定だった磐城(福島)は、第4日第2試合で国士舘(東京)と対戦することが決まった。 【組み合わせ抽選会のタイムライン】 磐城の岩間主将は抽選後、「日本全国で苦しい状況の中でたくさんの人が頑張っている。多くの人に笑顔や感動、勇気を与えられるように頑張って、勝ちたい」と語った。 春に続いて夏の甲子園の中止も決まった直後は、チーム内に動揺が広がったが、福島県で独自大会が開催されることになり、「士気が上がった」という。 交流試合では18、19年と秋季東京大会を連覇した国士舘と対戦する。岩間主将は「打撃が良い印象がある」と警戒しつつ、「一人一人の意識が高まった」と手応えも口にした。 センバツ中止後、チームを強化してきた木村保前監督が他校に転勤。選手たちは木村前監督への感謝の思いも胸に、憧れの舞台に臨む。【岸本悠】