武豊騎手「ドウデュースの時はきれいな映像を提供できていない」今週もジョッキーカメラに注目
ジャパンCでドウデュース(牡5、友道)に騎乗した武豊騎手の「ジョッキーカメラ」が、18日時点で224万回再生されている。 【写真】ジャパンCを制したドウデュースと武豊騎手(左から3頭目) 昨年の有馬記念の同動画では265万回再生を突破。YouTubeのJRA公式チャンネルのワンツー人気となっている。 G1レースでは基本的に3、4人のジョッキーカメラが公開される。それぞれ比較すると、武豊騎手のカメラのブレが非常に少ないことが分かる。このことを本人にたずねると「よくそう言われるんだよ」。体幹、バランス、馬の体形、折り合いなど、さまざまな要素がかみあい、この“ブレない”フォームを形作っている。 だが、レジェンドは首をひねる。「ドウデュースの時は、僕の中ではすごくきれいな映像を提供できていない」。ドウデュースの抜群の行きっぷりを抑えるのに必死だという。あのムキムキな馬体から生まれるパワーとスピードを、しっかりと末脚につなげる手腕はさすが以外の言葉がない。有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)はもう目前。ラストランの「ジョッキーカメラ」から目が離せない。