敗因につながる痛恨ミス…川崎F高井幸大の悔い「ミスした後メンタル的に厳しいところがあった」
[10.1 ACLEリーグステージ第2節 川崎F 0-1 光州 U等々力] 痛恨のミスが敗因につながってしまった。川崎フロンターレDF高井幸大は前半19分にパスミス。ボールを奪われてカウンターを食らうと、自陣内で味方がファウルをしてPK献上。そのまま光州FCにPKを決められ、今大会初黒星となった。「自分のミスで難しい試合展開になってしまった」と肩を落とした。 【写真】ミスマガジン2023、16歳グラドルのユニ姿に「最高に可愛い」「天使」「くぅー!」 言葉少なげに「判断ミス」と語った。前半19分、高井が最後方からのビルドアップで縦にパスを通すが、勢いとコースが甘く、相手にボールをカットされる。すばやいショートカウンターでDFキム・ジンホに自陣に入られると、DFセサル・アイダルが倒してしまい、PKを献上。FWヤシル・アサニにPKを決められ、先制を許した。 自らのミスから生まれた失点も、まだ十分に勝利が狙える時間帯。その後は集中力を切らさず、光州FCに追加点を許さなかった。「マンツーマンに対してのボールの動かし方はもっと必要」。そう振り返る様子は冷静。だが、失点したことの本音ものぞかせる。「ミスした後、メンタル的には厳しいところはあった。だけど、アベレージくらいのことはやれていた」。もちろん自らが招いたピンチによるもの。それでも引きずることなく走り切ったことで、割り切りながらひとつの成長を実感していた。 だからこそ、後半に逆転できなかったことに悔しさもにじむ。「後半自分たちの試合で進めることができて、あの時間にどう逆転するかというのは、今後の課題になってくる」。守備だけでなく、攻撃でも貢献度を高めていく。「攻撃で圧倒するチームだと思う。より前半から攻撃のところはより質を求めてやりたい」とあくまで冷静に、いつもより少しだけ熱を帯びながら、自らの言葉で成長を誓っていた。