【現役ドラフトセ・リーグ予想】”チーム内序列”が上がらない12人をリストアップ!巨人は中堅捕手を放出か!?
阪神、巨人の予想選手は?日本一のDeNAは出番が少ない若手2人をリストアップ
【DeNA】 宮城 滝太投手(滋賀学園) 1試合 防御率13.50 年俸640万 来季7年目 昨年一軍11試合登板を果たした本格派右腕。今季はわずか1試合登板に終わり、二軍では31試合で防御率3.94だった。ストレートは中継ぎだと常時150キロ台、130キロ中盤のフォーク、120キロ台のカーブと1球1球の質は高い。ただ、制球力が課題。唯一の一軍登板となった6月5日のソフトバンク戦では4奪三振を記録する一方で、2回3失点、3四死球だった。二軍でも好成績を残せず、今年はチャンスがなかった。ただ他球団では一気に化ける可能性がある。 勝又 温史外野手(日大鶴ケ丘) 一軍出場なし 来季7年目 強肩で身体能力も抜群。飛ばす能力は秘めているが、一軍昇格に至らない状況だ。野手転向3年目は二軍57試合で3本塁打、24打点と満足行く成績を残せなかった。一軍では筒香嘉智外野手が復帰したことで、なかなか左打者が浮上できる感じがしない。 【阪神】 榮枝 裕貴捕手(高知) 1試合 打席なし 780万 来季5年目 一軍通算出場はわずか4試合だが、二軍では82試合で3本塁打、32打点、ОPS.727と打力も向上している。梅野隆太郎(福岡工大城東)、坂本誠志郎(履正社)の両捕手が一軍におり、伸び盛りの中川 勇斗捕手(京都国際)もいて、なかなかチーム内の序列が上がりそうにない。 豊田 寛外野手(東海大相模) 11試合 19打数4安打 830万 来季4年目 今年、プロ初安打を放った苦労人外野手。二軍では90試合で打率.294、2本塁打、41打点、OPS.766と好成績を残している。キャンプMVPに選ばれているが、他球団に移籍したら活路が見いだせる選手としてリストアップした。 【巨人】 喜多 隆介捕手(小松大谷) 1試合 打率.000 640万 来季5年目 巨人の捕手は大城 卓三(東海大相模)、小林 誠司(広陵)、岸田 行倫(報徳学園)の3人で一軍を回している。ソフトバンク・甲斐 拓也捕手(楊志館)とも交渉中だが、それでもダブついている印象が強い。喜多は一軍1試合出場に終わったが、85試合で打率.289、3本塁打、26打点、OPS.712と打撃成績が良い捕手である。 岡田 悠希外野手(龍谷大平安) 4試合 7打数1安打 打率.143 来季4年目 23年は二軍で12本塁打を打つなど長距離砲として存在感を示しているが、ここまで通算63試合出場でわずか1本塁打。今季は二軍105試合で打率.220、6本塁打と持ち味を発揮できなかった。他球団では素質を開花させる可能性がある。