シティに大敗のチェルシー、マレスカ監督は進歩認めるも連続失点を非難「最初の5分を除けば良い試合だった」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督がマンチェスター・シティ相手の敗北を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 レクサム、セルティック、クラブ・アメリカとの3試合を1勝1分け1敗で終えていたチェルシー。現地時間3日、アメリカツアー4戦目となるシティ戦を迎えた。 かつてシティでアシスタントを務めたマレスカ監督は、ジョゼップ・グアルディオラ監督との師弟対決に。しかし、立ち上がりにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドにPKを含む2得点を決められ、盛り返せないまま前半を終える。 後半もハーランド、ノルウェー代表FWオスカー・ボブに決められて計4失点。イングランド代表FWラヒーム・スターリングのボレーとU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケのドリブルゴールで2点を返したが、2点差での敗戦となった。 試合後、マレスカ監督は試合内容に一定の評価を下したものの、立ち上がりの連続失点を悔いた。 「現時点でチームが進歩していることに疑いはない。ミスもプロセスの一部だ」 「正直言ってとても奇妙な試合だった。試合のプランを立てたが、攻撃や守備の仕方に関しては良かったと思う」 「前半の最初の5分で2点を失った以外、チームは良かったが、非常に奇妙な試合だった。あるやり方で戦おうと計画していたが、2失点して試合の流れが大きく変わってしまった」 「(前半に関しては)ボールを持った時のチームは良かったし、チャンスもいくつか作り、適切な選手や適切なスペースを見つけていた。ファイナルサードでのクオリティが少し欠けていたと思う。特に両サイドの一対一だ」 また、目標はあくまでもシーズン開幕戦だと語ったマレスカ監督。今回の連続失点を教訓に、さらに練度を高めていくつもりだ。 「もちろん試合に負けるのは嫌だが、現時点での一番の焦点は、さまざまなことを見て、シーズン初めの公式試合に備えることだ」 「この瞬間、我々は学ばなければならない。失点したこと以上に、その2分後にまた失点してはいけないということをだ。そして後半も失点し、その数分後にまた失点してしまった」 「これは今選手たちに学ぶ必要があると言ったばかりのことだ。失点した時こそさらに強くなり、失点を重ねないようにしなければならない」 「いつ後ろに下がってプレーするのか、いつ内側でプレーするのか、いつ外側でプレーするのか、今こそもう少しよく理解する必要がある」 「2、3週間経てばこれは完全に当たり前のことになる。最初の5分を除けば、私にとっては良い試合だった」
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