ガンダムが宇宙から五輪を応援 衛星完成会見(全文2)ガンプラは200分の1スケール
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委は3日、東京大学やJAXAと連携した企画「G-SATELLITE(ジーサテライト) 宇宙へ」の記者会見を開いた。 【動画】ガンダムが宇宙から五輪を応援 完成した衛星「G-SATELLITE」披露 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ガンダムが宇宙から五輪を応援 完成した衛星「G-SATELLITE」披露(2019年12月3日)」に対応しております。 ◇ ◇
メッセージは多言語に対応
青柳:国際宇宙ステーションから衛星が放出される際はガンプラは衛星内部に格納されております。このガンプラカメラのパネルはこのような、てぐすにより保持されており、ここに示したニクロム線の発熱により断熱し、展開されます。その展開の様子をご覧いただきたいと思います。こちらがガンプラの展開の様子です。このようにガンプラ、土台、そして電光掲示板を一体として衛星の中から展開する仕組みとなっております。続いてこちらがカメラパネルの展開の様子です。このようにメインカメラと隣に置いたサブカメラが一度に展開する仕組みとなっております。これらの展開動作は地上からのコマンド操作によって実行されることになります。 ガンプラとともに応援メッセージを配信するために電光掲示板が搭載されていますので、その機能を紹介いたします。この電光掲示板でさまざまなメッセージを表示することが可能となっております。少し見にくいですけれども、このように日本語、次が英語、そしてフランス語といったように多言語に対応してメッセージを流すことが可能となっています。またこのような文字以外にもさまざまな画像の表示も可能となっておりますので、ガンプラとともにこの電光掲示板によって応援メッセージを流すことが可能となっております。さらに本衛星「G-SATELLITE」には外装にもこだわっておりまして、衛星のパネルはこのような金メダルを意識したゴールドカラーのパネルとなっておりまして、さらに「G-SATELLITE」東京2020の刻印も施しております。 東京2020大会終了後の衛星について簡単に説明させていただきます。衛星は国際宇宙ステーションから放出されたのち、1年から2年ほどで地球大気圏に突入する予定でして、宇宙デブリになることはありません、また本物のガンダムの特徴の1つに地球大気圏の突入機能があることは皆さまご存じかもしれませんけれども、本衛星には大気圏突入時には燃え尽きる予定でして、地表での回収はいたしません。