ガンダムが宇宙から五輪を応援 衛星完成会見(全文2)ガンプラは200分の1スケール
宇宙空間に耐えうるコーティングを実施
本体の固定も、一部接着剤も使ってるんですが、そちらのほうにも真空対応、宇宙空間だと接着剤がなかなかうまく付かないんですけれども、それに耐えうる接着剤も使っていますし、先ほど説明した、コーティングも、対AOコーティングと、原子状酸素の耐久を上げたコーティングという形で、こちらも塗っているだけではなくて、塗ったあと、UV照射して硬化をさせ、さらには熱を掛けて宇宙空間に耐えれるようなコーティングっていうのを今回施しております。 3番目、今回LEDの発光について正式に説明をさせていただきます。オリンピック期間中は実際に積んでいるLEDがマルチカラーとフルカラーを発色できるものですので、オリンピックのカラー5色を発色することができますし、パラリンピック期間中、こちらはアギトスカラー3色、変化することができるようになっています。ただ発光するだけではなくて、明滅したりですとか光度を調整することもできますので、そちらを地上からプログラムをして送り込んで、自由に発光させることができるようになっています。 それではここで動画にまとめましたのでご覧ください。最初はガンダム、シャアザクの通常のカラーなんですけども、そこから各オリジナルのカラーのほうに変更することができるようになっています。ここでオリンピック・パラリンピックのカラー、そちらのほうに変化することが、地上からコントロールすることができるようになっています。続きましてバックパック、こちらのほうにも発光のほうを仕込ませていただいてますので、バーニアの部分、こちらのほうにも発光を仕込んでおりまして、こちらも通常色から各色に変化するような仕様のほうになっています。ありがとうございます。
モーターの搭載により首も動く
最後に未発表機能について説明をさせていただきます。今回、光らせるだけではなくて実は動力を仕組んでおります。こちらがモーターを小さいボディーの中に仕込んでいるんですけれども、それによって首を可動することができるようになっております。もちろん仕込むモーターも真空対応、密閉型のギアヘッドを使用しておりまして、宇宙空間でも問題なく動くようなモーターのほうを使わせていただいております。 こちらによりまして実際オリンピック、友愛だとか応援だとかっていうメッセージだとか、そういうシーンを演出したいと思っているんですけれども、向き合ったりとか、正面向いたりとか、体の前面を向いたりということをできるようになっていまして、こちらも地上から自由にコントロールできるような形になっております。こちらも動いているところを動画で撮影しましたのでご覧ください。 まずは、こちら初期リセット動作といいまして、自分がどこを向いているかが分からなくなったときに、きちっと正面を向けるような機能も付いております。で、お互い向き合ったりとか、正面を向いて応援するというような、いろんな演出に対応した機能のほうを今回入れさせていただいております。以上でガンプラの機能のほう、説明を終了させていただきます。どうもありがとうございました。