植えっぱなしで手間いらず《いま植えておきたい、夏植え球根植物》厳選5種。秋が楽しみ!
連日の猛暑のなか、夏のガーデニングをあきらめて室内で過ごす時間が増えていませんか? そんな方におすすめなのが夏植え球根植物です。 ◆【写真8枚】雌しべは高級スパイスとしても知られる「サフラン」他、いま植えておきたい「夏植え球根植物」を紹介します! 今植えておけばとくにお世話をしなくても、秋には美しい花を咲かせるので初心者にもおすすめ。今回は夏植え球根植物の植え方や育て方を紹介します。 記事後半には植えっぱなしで毎年花が咲く夏植え球根植物を、参考価格とともにお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「夏植え球根植物」にまつわるあれこれ
・夏植え球根植物の植え方 ・夏植え球根植物の育て方 ・夏植え球根植物《おすすめ植物》5選
夏植え球根植物の植え方
●植え付け時期 夏植え球根植物の植え付け時期は7~9月にかけて。それ以前だと梅雨時期で球根が腐り、遅すぎると開花時期を逃してしまいます。 暑い時期の作業は大変ですが、植え付けさえしておけば、夏は休眠期なのでほとんど手間がかかりません。 ●日当たり 一般的に日当たりのよい場所を好む植物が多いですが、品種によっては半日陰を好むものもあります。適した場所を選んで植え付けましょう。 ●土壌準備 夏に大雨が降ると球根が腐りやすいため、排水性のよい土壌を選ぶのがおすすめ。粘土質の土壌を避け、砂質土壌や腐葉土を混ぜて改善するとよいでしょう。 植え付け前に土を耕してフカフカにしておくと、活発に生育します。 ●植え付け方法 球根の大きさに応じて、深さと間隔を調整します。一般的には、球根の直径の2~3倍の深さに植え、間隔は球根の直径の2~3倍程度空けましょう。 植え付け後は土をかぶせ、軽く押さえて定着させます。 ●夏植え球根植物の育て方 ●水やり 植え付け直後はしっかりと水やりをおこない、その後は土の表面が乾いたら適宜水やりをします。過湿を避け、排水をよくすることが大切です。 ●肥料 植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施しましょう。開花時期は肥料を控え、花後~春までは月1~2回液体肥料を与えて、球根を太らせます。 ●病害虫対策 夏の高温多湿な環境では、病害虫の発生が懸念されます。定期的に葉や茎をチェックし、異常があれば早めに対処しましょう。 病害虫予防のためには、風通しをよくすることも重要です。 ●冬越し 耐寒性のある品種はそのまま植えっぱなしで大丈夫。寒さが苦手な品種や寒冷地では、マルチングで保護したり、掘り上げたりするとよいでしょう。