まず収納グッズを買っていませんか?片付けできない人がやりがちな、やってはいけないこと
引き出しやクローゼットからすべてを出したあと、片付けようとする
クローゼットやキッチンのキャビネットのものをすべて出してから整理すると、ものを分類するのにはいいかもしれませんが、同時にストレスも生じます。 「片付けたい場所から一旦すべてのものを出した方がいいと考える人は多いようです。」と、プロの整理整頓家でオーガナイズバイデザイン社の創設者であるニコル・ゲーマンはいいます。 「特にクローゼット、バスルームの引き出し、ドレッサーの引き出しなどにいえることですが、この方法は大きな間違いです。ものが多すぎて途方に暮れ、失敗したように感じてしまうからです」 【解決策】「1度に片付けるのは1つの引き出しや棚だけにしてみてください。この方法だと、途方に暮れることなく、より多くの場所が片付きますよ」とゲーマン。
見た目にこだわりすぎる
お気に入りのインフルエンサーがSNSで宣伝しているおしゃれな収納アイテムを購入する前に、それが実際にあなたの毎日の片付けに役立つかどうかを考えてみてください。 「SNSは魅力的なアイテムであふれていますが、それらがあなたの毎日の習慣に本当に合っているかを考えることはとても大切です」とキンセラ。 「整理整頓は人それぞれ合う方法が違うため、長期にわたって維持しやすいシステムをつくるには、自分の日々のルーティンや好み、整理整頓の課題を理解する必要があります」 【解決策】 まずは日々の生活を向上させる実用的な整理整頓システムをつくり上げ、そのあと見た目にこだわりましょう。
収納アイテムをとりあえず買ってしまう
「何を片付けるために買うのかをよく考える前に、箱やバスケットなどの収納アイテムをとりあえず購入していく人をよく見かけます」とエルバートはいいます。 何を収納するのかを明確にしてから購入しないと、問題を解決するどころか、さらに悪化させる原因になることも。 「よくこういう人を見かけますし、私自身もやったことがあります」とビーオーガナイズドメソッド社のボーネ・リーはいいます。 「整理整頓したい衝動にかられたとき、とりあえず収納アイテムを急いで購入するのはよくあることです... 家に帰ってみると、ものが少なすぎたり多すぎたり、単にサイズの合わないものを購入していたりします」 【解決策】 箱、バスケットなどの収納アイテムを購入する前に、まずは断捨離、そして残ったものを分類します。 購入する際は、スペースのサイズを測定してからにしましょう。