ドラゴンズの"余剰戦力"に…?中日、1軍では出番がなさそうな選手(1)1軍帯同でもわずか9試合出場
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月1日時点)
石垣雅海
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/88kg ・生年月日:1998年9月21日 ・経歴:酒田南高 ・ドラフト:2016年ドラフト3位 二遊間を中心に内野の全ポジションをこなし、パンチ力のある打撃が光る石垣雅海。しかしながら、出場機会には恵まれていない。 酒田南高から2016年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから二軍で経験を積み重ね、2020年にはファームで40試合の出場ながら、打率.372、5本塁打と傑出した数字を残した。 だが、なかなか一軍定着には至らず。高卒6年目の2022年には、一軍で自己最多の50試合に出場して3本塁打を放ったが、昨季は22試合の出場にとどまった。 今季もファームを主戦場とし、二軍では76試合出場、打率.262、4本塁打、21打点とまずまずの数字を記録。 8月には一軍登録こそされたものの、わずか9試合と出番が限られ、同28日に登録抹消となった。 近年の中日は、ドラフト会議で多くの内野手を指名。田中幹也や福永裕基らとポジションが被り、チームでは厳しい立ち位置になっている。一軍に定着するためにも、突き抜ける活躍を見せたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部