【巨人】吉川尚輝が9月絶好調 解説・福留氏「状態がいい証拠」先制タイムリー&48試合ぶり4号ソロHR
◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(15日、東京ドーム) 巨人は吉川尚輝選手の先制タイムリーヒット、ソロホームランでリードを広げています。 【画像】試合前の巨人・吉川尚輝選手と指導する阿部慎之助監督 巨人はマツダスタジアムで広島に3連勝後、ヤクルトに2連敗。2位・阪神とのゲーム差が2に縮まっています。 連敗ストップをかけて巨人の先発マウンドには菅野智之投手が上がります。対する中日の先発マウンドには、7月以来2か月ぶりの1軍登板となる涌井秀章投手が上がります。 初回、先頭・丸佳浩選手がヒットで出塁すると、1アウト後、吉川選手が打席に入ります。吉川選手は8球粘った後の9球目、低めのストレートをセンター前に運び、丸選手が先制のホームへかえります。 さらに2アウトながら1,2塁と追加点のチャンスを作ると、続く浅野翔吾選手がセンターフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち、2塁ランナーが生還。巨人は初回に4本のヒットを集め、3試合ぶりの先制点を奪いました。 さらに3回、吉川選手が第2打席を迎えます。カウント3-1からの5球目、真ん中付近のストレートを強振すると打球はライトスタンドへ一直線。7月13日のDeNA戦以来、48試合ぶりの今季4号ソロホームランで追加点を奪いました。 この試合の解説席に座った福留孝介さんは「バッティングカウントで投手がストライクを取りにくる中で完璧に打つのは、状態がいい証拠ですね」と称賛しました。 吉川選手は試合前時点で9月の月間打率は.383、この試合の第2打席終了時点ですでに月間20本のヒットを放っており、状態の良さがうかがえます。