謎深まる諏訪湖のワカサギ大量死 原因を本格究明へ
しかし決定的な方向性は見つからず、沖野委員長は、県や関係機関が蓄積しているさまざまなデータを活用して諏訪湖の貧酸素水の発生原因などを探る本格的なシミュレーションをコンピューターで実施する方針を提案。会議は了承し、原因解明を急ぐことになりました。 沖野委員長は「諏訪湖は非常に微妙なバランスの状態にあるので、めども付かないまま強い対策を講じるとバランスが崩れて大変なことになる。慎重に取り組みたい」と話していました。 会議に同席した長野県の中島恵理・副知事は「諏訪湖対策の戦略チームの責任者でもあり、ぜひ環境改善を進めたい」と述べました。
----------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説