グミは食べるだけじゃない 会話のきっかけに役立つと注目 大学は“友達作り促進”期待でコラボ
日テレNEWS NNN
9月3日は『グミの日』。今、グミには食べるだけではない注目ポイントがあるんです。グミの新しい役割を取材しました。 大型雑貨店のロフトで開催中の『グミウィーク 2024 秋』(9月16日まで)。海外から国内までのグミが勢ぞろいするお菓子の祭典で、SNSで紹介したくなるものや、楽しいデザインの商品がずらり。渋谷ロフトには、約130種類のグミが集まっていました。 ロフト広報の横川鼓弓さんによると、グミは幅広い年齢層に人気で、「ソフトな食感、しゃりしゃりした食感、少し硬めのグミなど、自分の好みにあわせて選べるところが人気の秘密になっています」と、バリエーションの豊かさが支持されているといいます。
■新食感におしゃれな見た目 バリエーション豊かなグミ
たとえば、せんべいなどでおなじみの米菓メーカー・三幸製菓の新商品『もちきゅあ』。米粉が使われていて、おもちのような食感が楽しめるグミです。“日本人のお米離れ”をきっかけに生まれ、お米由来のお菓子として手軽に食べてほしいという思いから、開発したといいます。
そして、蛍光色のメッシュポーチに入ったおしゃれなグミも。中のグミを見てみると、バンソウコウをモチーフにしたユニークな形をしています。かわいらしいデザインから、プレゼントにもおすすめと紹介されています。
■コミュニケーションに役立つグミ
そんなバリエーションの豊富さが注目されるグミ。実は今グミが、こんな役割も果たしているといいます。 ロフト広報・横川鼓弓さん 「おなじみの食品がグミになっていて“どんな味になっているんだろう”とか、形がとても面白いので友達に見せたいということで、コミュニケーションツールとしてもグミの人気はあると思います」 それは、グミが家族や友人同士などの間でコミュニケーションを生むきっかけになっていること。 この日、グミを見ていたフィリピン出身の親子(母親 30代 娘 14歳)は、娘がグミ好きということから来店。母親は「私はそんなにグミのファンじゃないけど、娘はすごく好きだから教えてもらったりする」と、グミを通してコミュニケーションが生まれていると話しました。 また、30代の会社員は、職場で「年下の子となかなかしゃべれないときがあっても、“それ私も食べたことある”と(話しかけに)いくことができた。(コミュニケーションの)きっかけになったことはある」と答えました。