大阪市・松井市長が定例会見5月16日(全文1)保育現場に子育て経験者を
G20大阪サミット開催に伴う迂回エリアを設定
次に本日、大阪府警から発表されました6月27日ごろから30日ごろにおけるG20大阪サミット開催に伴う迂回エリアの設定についてです。先日発表されました阪神高速における通行止め、規制の予定に続き、第2弾の情報提供となります。会場があるインテックス大阪の周辺をはじめ、各国首脳などが宿泊をする大阪市内のホテル周辺の一般道では、要人が移動することに伴い、交通規制が頻繁に行われることが想定をされます。 地図に示す市内9つのエリアで頻繁に交通規制を実施するエリアや、交通規制に伴い車両の迂回にご協力をお願いするエリア、それに伴う迂回路が示されました。住民など関係者の方々は通行できますが、交通規制を実施している間は規制解除までお待ちいただくことになります。市民の皆さんには大変ご不便をお掛けすることになりますが、迂回エリア設定にご理解をいただくとともに、期間中のマイカー利用の自粛や電車の利用、業務用車両の運行調整などの協力をあらためてお願いいたします。 交通規制の実施については府警や関係団体とも連携をし、ポスターやリーフレットなどにより皆さまに周知していく予定でありますが、報道機関の皆さまにおいてもテレビや新聞などを通じて広く情報発信をお願いいたします。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けいたしますけれども、必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りの上、質問をお願いいたします。質問につきましては市政関連のみでお願いいたします。それでは幹事社の朝日新聞さん、お願いいたします。
待機児童数が29人まで減少したことへの受け止めは?
朝日新聞:幹事社の朝日新聞の【マツザワ 00:06:38】と申します。よろしくお願いします。まず待機児童のほうなんですけれども、待機児童数が昨年に続き2桁、29まで減少したことについての受け止めと、あと国のほうで幼保無償化法が成立したことによる市への影響、今後の見通しへの影響などありましたら、教えてください。 松井:まず、待機児童数が今年の4月1日時点で29人まで減少したことというのは、これはもう吉村市長がリーダーシップを発揮して、大阪市の担当部局が努力をして、保育人材の確保、それからその施設整備、こういうものを実現してきた結果だと思っております。また今、国において教育無償法が成立して、この10月以降増えるのではないかということですけども、この増える部分も見越す中で計画は立ててきておりますから、そういう、今後具体的にどれぐらい増えるかとそういう動向に注視しつつ、引き続き入所枠の確保と人材の確保に努めてまいります。 朝日新聞:G20の交通規制のほうなんですけども、府警から発表された資料を拝見すると、大阪駅ですとか繁華街にも掛かっていまして、市民生活にも大きく影響が出ると思われますが、その辺りは市長はどうお考えでしょうか。 松井:これは間違いなく市民の皆さんにはご負担いただかなければならないと、影響はあります。ぜひこのG20を成功させるために、市民の皆さんにご理解とご協力をお願いしたいと思っています。われわれといたしましては、できる限りのきめ細やかな具体的な情報を市民の皆さんにお伝えすることにより、その市民の皆さんの負担軽減に努めたいと思っていますので、何卒、ご理解のほどをお願いしたいと思っています。 朝日新聞:幹事社からは以上です。 司会:共同通信さん。