【秋華賞】安定感と地力の高さはメンバー随一 東大HCの本命は桜花賞馬ステレンボッシュ
オークスのリベンジへ
◎ステレンボッシュ キャリア6戦で連対率100%を誇る。敗れたレースも着差は0秒1以下と大崩れがない。桜花賞はアスコリピチェーノに阪神JFのリベンジを果たす形で勝利した。 オークスは勝ち馬に上手く乗られたが、こちらも直線で一度先頭に立つ場面を作り、悪くない内容の2着だった。京都の内回りならオークス馬よりこの馬に分がある。 ◯チェルヴィニア 2歳時のアルテミスSはラスト3F加速ラップで勝利。約5か月ぶりのレースとなった桜花賞は精彩を欠いたが、ルメール騎手に戻ったオークスでは高いパフォーマンスをみせた。 爆発力は桜花賞馬ステレンボッシュ以上。ただ3勝全て左回りの新潟と東京であり、唯一右回りの桜花賞で大敗したのは気がかりとなる。 ▲ミアネーロ キャリア2戦目の菜の花賞は5着に敗れたが、直線で進路を失いながらも上がり3F最速の脚を使った。 オークス14着に不満は残るが、紫苑Sでは道中8番手から上がり33.0秒の脚で前に迫り、レコード勝ちのクリスマスパレードとタイム差なしで走破した。差し馬有利な舞台に替わり、紫苑S組なら勝ち馬よりこちらに魅力がある。 以下クイーンズウォーク、ボンドガールまで印を回す。馬券は◎軸の3連複とする。 ▽秋華賞予想▽ ◎ステレンボッシュ ◯チェルヴィニア ▲ミアネーロ △クイーンズウォーク ×ボンドガール 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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