【オリックス】宮城大弥、控えめに「長髪継続」希望 山田久志OB会長が散発指令も「短髪似合わない…」
オリックス・宮城大弥投手(23)が8日、控えめに「長髪継続」を願い出た。7日の阪急・オリックスOB会で、山田久志OB会長(76)が「髪、切らさないといけないな」と、冗談交じりに指摘。両耳を覆うヘアスタイルの左腕は、代わりにレジェンドを納得させる活躍を誓った。 大阪・舞洲で自主トレをした宮城が苦笑いで打ち明けた。「単純に短髪が似合わない、というのがありまして…」。沖縄・興南時代や3年前の丸刈り頭を経て、山田OB会長にイジられたロングヘアスタイルになった。バッサリいくことは遠慮し「認めてもらえるように、しっかり結果を残したいと思います」と、本業で大先輩をうならせるつもりだ。 もちろん、山田OB会長も本気ではないはずで「全てが一級品。宮城はいい投手、大好きな投手だ」と絶賛。「偉大な方にああいう言葉をいただけるのはうれしいし、もっともっと頑張らなきゃいけないです」と大感激した。チームを背負う絶対的エースとして、追わなければいけない大きな背中。謙虚に距離を縮めていく。(長田 亨) 〇…東が8月の右肘手術後、初めてブルペンに入った。立ち投げで直球だけ15球。キャッチボールでは変化球も試しており「感覚は良かったです」と明るい表情を見せた。4学年上の一般女性と結婚していたことを11月に公表し、心身充実の右腕。開幕ローテーションに入り、規定投球回到達と2ケタ勝利が目標で「ここから徐々に上げていって、キャンプ初日から全力でいける準備をしていきたい」と、気合十分だった。
報知新聞社