日経平均は「円高」と「3連休前」で弱含み…251.51円安の36,581.76円で取引終了【9月13日の国内株式市場概況】
2024年9月13日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
9月13日の日経平均株価は、前日の米株主要3指数がそろって上昇していたことから、寄り付き後すぐは前日比プラスをつける場面がみられました。しかし、為替市場で米ドル安・円高が進むなか輸出関連銘柄が売られたほか、3連休前かつ来週早々にはFOMCや日銀金融政策決定会合が控えており、積極的に買い進む動きは出づらかったことから、国内株式相場は軟調な展開に。日経平均株価は、前日比251.51円安の36,581.76円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが60銘柄、値下がりが164銘柄、変わらずが1銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、コナミ〈9766〉、TDK〈6762〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アステラス製薬〈4503〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、日東電工〈6988〉、ファナック〈6954〉、資生堂〈4911〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は17億3,700万株で前日と比べて減少した一方、売買代金は4兆2,172.67億円となり、わずかに増加。 業種別では、海運業、鉱業、鉄鋼、空運業、機械などが上昇した一方、ゴム製品、輸送用機器械、医薬品、保険業、電気・ガス業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が鎌倉新書〈6184〉で+80円(+19.95%)の481円、2位がエル・ティー・エス〈6560〉で+160円(+9.93%)の1,772円、3位がLink-U〈4446〉で+41円(+8.28%)の536円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がラクスル〈4384〉で-95円(-7.90%)の1,108円、2位がグッドコムアセット〈3475〉で-65円(-7.64%)の786円、3位がダブル・スコープ〈6619〉で-30円(-7.48%)の371円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは16銘柄、年初来安値を更新したのは8銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部