市内バス3路線、来年3月廃止…自治組織会長「通院などで利用するお年寄りらにとって死活問題」
匹見線は、市中心部と匹見町を結ぶ唯一の公共交通機関。市は他地域で、乗合タクシー20路線、過疎バス5路線を運行しており、梅月、種の両線を含めた3路線に代わる交通手段を検討し、今月中に住民説明会を開く予定という。
市地域交通対策室の宅野慎也室長は「路線バスは市民の生活交通として必要不可欠な手段で、廃止は残念だ。公共交通の空白地を生じさせることはできず、地域住民への支障を最小限に抑えられるよう早急に代替案を示したい」としている。