iPhone 16ならどれを選ぶ? 全4機種の機能比較からオススメ機種までを徹底解説!<みずおじさん>
16シリーズでは全モデルに「アクションボタン」が搭載されました。これまでは本体のサイドに「ミュートスイッチ」がありましたが、長押しで切り替えるボタンに変更されています。もちろん、ミュートと着信を切り替えられますが、それ以外にアプリやショートカットを設定するなど、自分好みでカスタマイズできるのが便利ですね。
そして、16シリーズには今までのiPhoneになかった「カメラコントロール」が搭載されています。これは、本体サイドのボタンを押すことでカメラが瞬時に起動して、そのままシャッターを切れます。また、横スワイプで拡大・縮小できたり、軽く2回押して別のメニューで設定変更することも可能となっているのです。これは写真好きには嬉しい新機能でしょう。
16シリーズのカメラは標準モデルが48MP(4,800万画素)になっているほか、超広角カメラでマクロ撮影も可能です。これは以前はProモデルにしかなかった機能ですね。 さらに、空間写真や空間ビデオにも対応します。今のところApple Vision Proでしか見られないんですが、思い出を立体で残すことが可能となっています。 Proモデルのほうは超広角が12MPから48MPに高画質化されました。また、標準モデルの光学ズームは0.5倍、等倍、2倍ですが、Proモデルはどちらの機種も5倍まで対応しています。
やはり、16シリーズで進化が大きいのはバッテリーでしょう。16はビデオ再生時間が2時間延びて最大22時間。16 Plusは+1時間の27時間です。また、Proモデルはいずれも4時間も延びて16 Proが最大27時間、16 Pro Maxは最大33時間となっています。 もちろん、ワイヤレス充電の「MagSafe(マグセーフ)」も全モデルが対応していますが、16シリーズでは最大25Wで急速充電できます。ただし、30W以上のACアダプタを使わないと25Wで充電することはできません。 ストレージ容量は標準モデルが128GB/256GB/512GBで、Proモデルは16 Proだけに128GBが用意されており、16 Pro Maxに128GBはありません。それ以外は同じで256GB/512GB/1TBまで用意されています。