座ったままできる! 肩こり、首こり、頭痛には「肩回し」と「肩甲骨動かし」【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング①】
【1】両腕を伸ばす あぐらの姿勢で座り、両腕を横に伸ばす。
【2】両腕を交差させる 右腕が上になるように、胸の前で両腕を交差させる。
【3】両手のひらを合わせる 【2】の状態のまま両腕のひじを曲げ、両手を顔側に向けて、顔の前で両手のひらを合わせる。
【4】両腕を上げる 両手のひらが離れないようにして、両腕を真上に上げていく。両腕のひじが、鼻のあたりまで上がるとベスト。 両腕を上げた状態のまま、自然な呼吸を続け、15~20秒キープする。 【1】~【4】の動きを3~5回行う。【1】~【4】が終わったら、左右の腕を組み替え、同様に【1】~【4】の動きを3~5回行おう。
【この肩甲骨動かしエクササイズのポイント】 ・あぐらのほか、椅子に座った姿勢で行ってもOK。正座の姿勢は、腰が反りやすくなるので避けたほうがいいだろう。 ・肩がすくまないよう、奥歯の嚙む力を緩め、体全体の力を抜いて行おう。
●お手本通りのポーズができないときは、この動作でもOK! 【3】を行うとき、両手のひらを合わせるのが難しい場合は、手の甲を合わせる形でもOK。
●これはNG! 顔は常に正面を向くようにし、腰から背中のラインは床と垂直になるように意識して。 顔が上を向くのはNG、腰が反るのはNGなので、注意しよう。
「肩こり」「首こり」対策、そして「頭痛」対策にもなるエクササイズは、 実際に行うと本当にすっきりして、楽になる。無理のないペースでぜひ実践してみよう。
【教えてくれたのは】 Satoshiさん 鍼灸師、柔道整復師、トレーナー、ヨガインストラクター、シンギングボウルセラピスト。 大阪・心斎橋のサロン「B HAPPY」で鍼灸・美容鍼灸やパーソナルトレーニングを行うほか、インストラクターやセラピスト向けのカラダの講座を開講中。大阪・豊中の「岩塩ヨガスタジオ 四季」で五臓ヨガのクラスも担当。また、子どもを中心とした運動教室「カラダツクルスクール」でも活躍中。幅広い方法で健康・美容にアプローチする、カラダメンテナンスの専門家。 撮影/仲尾知泰(Ripcord) 指導・モデル/Satoshi 取材・原文/藤本幸授美